富士宮市に建つ、ご夫婦とお子様の為の平屋住宅。ご主人さんは住宅雑誌を何冊も買い込み、家づくりを研究。外壁に木を使いたい、平屋、衣装部屋、趣味の部屋、ホームパーティーの出来る部屋など、明確なイメージをお持ちでした。
そのイメージを統合するように、屋根の上にポコッと突き出た棟屋をアイコンとして提案しました。窓を設け、採光と通風を確保。家の中心に光が降り注ぎます。外壁はモルタル下地に吹付け塗装。
セルフビルド(DIY)により5色に塗分けた木板は、お客様自らランダムに配置。収納棚も3種類のサイズの異なる箱を、即興のように組み合わせました。こだわりのヘリンボーン床板の塗装はセルフビルド。回遊動線を意識し、廊下も部屋の延長のような空間になりました。思入れの濃い、使い勝手の良い住宅が完成しました。

セルフビルド/DIY

構造規模:木造平屋
延床面積:109.3㎡(33.0坪)
総工費:約2,620万円(消費税8%)
外装:吹付塗装+木羽目板
内装:クロス仕上げ+無垢フローリング
セルフビルド:外壁羽目板塗装・軒裏羽目板塗装・床無垢板塗装・棚板塗装
施主支給:衣装家具一式・天幕工事
コストダウン:約80万円