弊社では、構造材を化粧としてあらわすことが多いです。
必然的に、柱と梁や桁などを緊結する構造金物(筋交、ボルト、ナット、プレートなど)もそのまま見えてきます。
私は構造金物をあまり隠すことはしません。
選ぶ際に、「まぁこれなら見えても良いのではないか」と思える、見た目がこさっぱりした物を選びます。
無理に隠そうとして、加工費用がコストアップするのも好きではありません。
構造金物は強度的に必要なものであり、住宅を造るものとして参加している為、それがそのまま表に出るのは潔い事だと感じます。
ただ、職人さんの取付け方や位置、付いた後にどう見えるかなどは、注意深く検討します。
脇役の構造金物が目立ち過ぎず、住宅と一体となるような設計を心掛けます。
「思い出が増えるほど、コストが下がる」 セルフビルドな家づくり