セルフビルド/DIY

コストが下がるほど思い出が増える

家づくりの工程には、クライアント自身でも出来る作業は結構あるものです。
不器用でも構いません。道具がなくても大丈夫!
家づくりの現場に参加し、世界でただひとつの我が家を共につくりませんか?

家づくりの工程には、クライアント自身でも出来る作業は結構あるものです。
不器用でも構いません。道具がなくても大丈夫!家づくりの現場に参加し、世界でただひとつの我が家を共につくりませんか?

セルフビルドとは?

セルフビルド、DIY、自力建設。色々な呼び方はありますが、「家づくりに参加すること」と考えて頂ければ良いと思います。
参加の仕方は様々。壁を仕上げたり、床を塗ったりと直接的に参加すること。エアコンや照明を手配し、施主支給する、間接的に参加すること。お子様やご両親、ご兄弟と共につくる。友人、知人の協力を得る。様々な方法があります。固定概念にとらわれず、現代に出来る方法を最大限活用して、理想の家づくりを体現しましょう。

セルフビルド/DIYのメリット


コストダウンが計れる

労働力はコストに反映されます。外壁の塗装や壁の漆喰を自ら行い、工事費を圧縮することが出来ます。手を動かせばコストダウンになる為、前向きな作業になるはずです。

壁漆喰仕上げ

愛着が湧く

手間と時間をかけて塗り上げた漆喰壁。サイズや色合いを想像し、ご自身で選び、注文、貼り付けたタイル。引越し前に、家族総出で無垢フローリングに塗った蜜蝋ワックスなど。かけがえのない体験が残ります。それは年月が経つほどに、愛着が増していきます。

壁クロス仕上げ

メンテナンス技術が身につく

セルフビルドをすると、木外壁の塗装、建具の調整、漆喰壁の補修など、ちょっとしたメンテナスはご自身で出来るようになります。また、建設中の現場に足を運んで頂く為、柱や下地の位置など、体験的に記憶することが出来ます。

キッチン壁タイル張り

どんなことをする?

セルフビルドと言っても全ての工程に関わっていただくわけではありませんのでご安心ください。
スケジュールのご都合、内容やご希望を伺いながらどんな事にご参加いただくかを決め、弊社でサポートしながら進めます。

おもなセルフビルド/DIYの種類

漆喰壁仕上げ

漆喰は調湿・抗菌作用があり、壁の仕上げとしては最適です。また、光を柔らかく吸い込み、落ち着いた風合いを見せてくれます。材料は、漆喰粉を水で溶き、攪拌して作ります。コテ板に載せ、コテを使い上から下へ塗り込んでいきます。仕上げ後、養生をはがし、1日おきます。粉から作ると、1袋当りの原材料費が3,000円程度で、コストパフォーマンスが良いです。白く洗練された仕上がりはとても美しいです。 色粉や藁すさを入れ、色に変化を   もたせたり、コテ波をつけたりと表情を変えることが出来るのも魅力です。

外壁木材塗装

外壁に木材(無垢羽目板)を張る場合、防雨・防汚の為に油性塗料の塗装をお薦めします。塗装は、外壁に木材を張る前に塗ると作業性が良いです。架台の上に木羽目板を渡し、コテ刷毛で塗っていきます。表面に2回塗りでOKです。コテ刷毛は、使用する塗料も最適で済み、軽く速く塗れ、仕上がりも綺麗な為、お薦めな道具です。軒裏を木羽目板で仕上げる場合も同様の手順となります。

蜜蝋ワックス仕上げ

蜜蝋ワックスは、無垢の床フローリング、窓枠、建具枠など木部に塗り込むのが最適です。固形の為、養生が最小限で済み、作業性が向上します。スプーンなどで取り出し、軍手やスポンジで伸ばしていく方法がお手軽です。壁際や巾木と接する箇所は、A4のクリアファイルを仮当てすると、養生が楽です。ワックスの為、液体塗料の重ね塗りは出来ませんが、無垢素材の美しさを艶出しして引き立ててくれます。飴色に仕上がった床は、何物にも代えがたい仕上がりとなります。

柿渋塗装

柿渋は、古来より和傘に塗られてきたように、防雨・防汚・防腐の作用があります。ラワン合板やシナ合板に、京都みますの柿渋を水で希釈し、コテ刷毛で塗ります。希釈の度合いで、キツネ色からこげ茶色まで、幅が作れます。柿渋は塗料原価が2,000~3,000円とコストが安いのも魅力です。塗装済みの合板を、天井や壁に大工さんに張ってもらいます。 柿渋特有の臭いが、塗装時には堪えますが、仕上がった美しさを見ると、やって良かったなと感じます。白い漆喰との色の対比が、また優しい風合いを醸し出してくれます。

使用する道具・工具の貸し出し

仕上げ作業や施工のご参加に際しコテ・コテ板・バケット・架台・三脚・パテベラ・バケツ・養生シート・電動工具などをご自身で購入していただく必要はなく、作業をする際に必要な道具は無料で貸し出しいたします。

Q&A

ご質問まとめ

『セルフビルドって具体的にどんなことをするの?』
『建築材料は持ち込めるの?』など、
弊社にいただくご質問をまとめてみました。

Self build gallery

お子様からシニア世代の方まで、幅広く家づくりにご参加いただきました。