大工さんが送別会を開いてくれました。
ありがたい話です。
写真に写っている私(めがね)以外は、全員大工さんです。
I工務店さんには、現場管理、材料発注のタイミング、スケジュール調整や段取りなど、様々なことを学びました。
同世代の若い大工さんが多かったせいか、大変なこともありましたが、仕事がとても楽しかったです。
木造住宅の場合、6割以上が大工さんが造り上げます。
良くも悪くも大工さんの腕が家づくりに反映されます。
その意味で、大工さんは現場の要なのです。
そして、設計者兼現場監督はオーケストラでいう、指揮者の立場にあたります。
大工さんをもコントロールしていかねばなりません。
自らは造りませんが、全体をオーガナイズしてまとめていきます。
私自身は、この現場監督の立場に非常な魅力を感じます。
クライアント、コスト、法規、スケジュール、職人、デザインなど、全ての要素に対して中心の存在足り得るのです。
そして現場監督の裁量が、工事の安全性や建築の質の向上につながっていくのです。