SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県中・東部を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です。
「自分の家は自分でつくる」。
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します。
本日は、現代の大工さんの力強い相棒、レーザー(水平器)です。
![](https://i0.wp.com/sano-sano.jp/wp-content/uploads/2014/02/IMGP9341.jpg?w=780&ssl=1)
改修工事の場合、床や壁が必ずしも水平、垂直ではありません。
このため、矩(かね、直角のこと)の基準をどこに採るかが重要になります。
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今回の大工さんは、カメラの三脚にご自身のレーザーを固定して使ってますね。
床を基準に、赤いレーザー光線が水平と垂直に現場内を直進します。
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少しアブナイ赤い光線に、いつもきれいだなぁと感じます。
レーザーの当たった壁をマーキングし、もちろん墨壺を使って墨出しします。
![](https://i0.wp.com/sano-sano.jp/wp-content/uploads/2014/02/IMGP9339.jpg?w=780&ssl=1)
ただ、現場の古老の大工さんから言わせると、「本当は水盛りのほうが一番しっくりきて、正確なんだよねぇ~」と。
マジかっっ!
「水盛り遣り方(みずもりやりかた)」って例のアレですか?歴史の教科書に載ってた!
![](https://i0.wp.com/sano-sano.jp/wp-content/uploads/2014/02/images_4.jpg?w=780&ssl=1)
江戸時代じゃん(もっと前か)!
考えてみれば、水は一番身近な素材で、外気圧が一定で水頭が同じということは、水平ということだから…。
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確か、ベルヌーイの定理かなんかだったような…。
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![](https://i0.wp.com/sano-sano.jp/wp-content/uploads/2014/02/E784A1E9A18C_4.png?w=780&ssl=1)
何百年も続く、現場の実学。
シビレますね!
そんな懐深い、建築現場が大好きです(涙)☆
セルフビルドな家づくり☆ sano-sanoリビングカンパニーのH.P.