フィンランドの建築家アルヴァ・アアルト(1898-1976)の映画を観ました。

「私がいつも基準にしているのは、″人間″だ。
人間は、松や白樺と同じように自然の一部である。」

アアルト自邸

アアルトは湖と森林の国フィンランドで、風土に根差したデザイン、家具を作り続けました。
晩年に至るまで、新しい素材や実験住宅を試み、創作意欲が尽きませんでした。

コエタロ

私は数年前、アアルトの住宅や別荘を巡る旅をしました。
モダニズム建築がグローバルスタンダードとなった20世紀において、アアルトの建築はリージョナリズムの面影を残します。

フィンランディアホール

21世紀に生きる私たちにとって、行き過ぎたグローバリズムの反省と新たな学びを気づかせてくれる。
その存在が、建築家アルヴァ・アアルトであると考えます。

「思い出が増えるほど、コストが下がる」 セルフビルドな家づくり」