嘉納治五郎は柔道の創始者です。

明治の初期に、それまでの柔術を柔道にまとめあげました。

講道館を創設し、武術をスポーツへと昇華させました。

私自身、高校時代は柔道部に所属していた為、心に留めていた人物です。

面白いのは、弘文館という文の私塾も開いていることです。

文武両道とよく言われますが、まさにそれを体得した、理の人、教育者でもあります。

その思想は、柔道の枠内に収まらず「精力善用、自他共栄」を唱えました。

写真は、治五郎20代の頃です。

眼光鋭く、髭下の口元を真一文字に締め、英気溌剌としています。

好きな写真の1枚です。