伊豆の代官・江川太郎左衛門邸を見学しました。

江川邸

アプローチから見える大屋根は、現在、板金ですが、昔の茅葺屋根に想いを馳せました。

土間

建築家・白井晟一はエッセイ「縄文的なるもの」で、土間、梁・桁・束などの架構を‶大洞窟にも似る空間‶と評しました。

梁・桁・束 架構

また、‶逞しい野武士の体臭、陣馬の蹄の響きがこもっている‶とも形容しています。

江川塾

幕末、江川塾では、佐久間象山、橋本佐内、桂小五郎、黒田清隆、大山巌など多くの若者達が、高島流砲術を学びました。
その18畳の和室には、凛とした雰囲気が漂っています。

佐久間象山 花押

江川太郎左衛門への書簡、佐久間象山の花押もしびれました。
建物は、国の重要文化材に指定されています。

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